【最新】神戸大学法学部三年次編入合格体験記【R2年度】

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大学編入
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2020年度神戸大学法学部三年次編入試験に「合格」し、来年度より神戸大法学部に「進学」をする
のの(@Beluga_881)】と言います。

【前書き】私の特異性

これを抜きにして語ることはできないと思います。体験記という体裁を維持し、ありのままを伝えた結果、「普通」ではない方法を紹介する羽目になってしまいました。それを前もって伝えておきます。

編入体験記を執筆するべく振り返りを実施した際、ある致命的なズレに気づいてしまいました。それは、編入学試験に対する意気込みです。
私は、編入学を人生の通り道、ないし、司法試験合格のための踏み台程度にしか思っていませんでした。したがって、直前期には、本来すべき憲法の復習を一切行わずに、司法試験対策の一環として、会社法の学習及び民法・行政法の復習を重点的に行っていました。また、志望校の過去問対策という面倒な作業も一切行っていませんでした。
他方、本命の司法試験対策においては、セオリーにしたがって勉強をしているし、また、過去問対策も実施しています。
つまり、自分にとっての最善のやり方を模索するために、ダブルスタンダードですら許容しているのが私の勉強方法であり気持ちの持ち様といえます。
そして、編入体験記を書くにあたって、一番の懸念していることは、これを読む受験生に疑念を持たせてしまうのではないか、ということです。私の考え方が、一般論として通用するかは甚だ疑問です。
ですので、情報を取捨選択するという姿勢を忘れないで下さい。

自意識過剰なのかもしれませんが、一介の司法試験受験生が神戸大の合格を勝ち取ってしまったことは、今後の編入業界のパワーバランスを大きく崩すことに繋がりかねません。特に、法学部や経済学部の受験層に影響が出てくるかもしれません。
これを発信するにあたって、私は表舞台に出て良い存在なのか、と自問自答する日々です。しかし、この厳しい現実が到来するかもしれないという警鐘も含めて、あえて体験記を書かせていただきます。

 

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志望理由

法曹を目指す身として、高いレベルで法学を学びたいと思ったからです。
この点について、神戸大を志願した最大の理由は「英語の筆記試験がない」ことにあります。
私は、基本的に英単語が読めません。それは、TOECIのスコアからも明らかで、

2018/7(L:285/R:330)615→ 2019/9(L:415/R:315)730

です。早々に、リーディングが上がらない(下がった…)体質であるということには気付いていたので、志望校選びも慎重になりました。
是非、自分に合った志望大学を選んでください。

過程

まず、1回生の4月に京都大学を目指し始めました。TOEICとTOEFL対策を始めるとともに、法曹になるべく某塾に通い出したのもこの時期です。もっとも、魔王TOEFLに挑戦する気が失せてしまったので、やむなく志望校を上記の理由から神戸大学へと変更しました。
一応おまけとして名古屋大も受けました。ですが、志望理由等が受験生にとって悪影響になりそうなので後述することにします…!

本番の流れ

午前に法学概論 (90分)、昼食を挟んで午後に一般教養 (90分) でした。ブレイクが90分もあるので、頭を休ませるにはもってこいです。
ちなみに私は、昼飯を食べずに、一人で寝ていました。というのも、昼食を食べることによる睡魔が怖かったからです。その代わり、試験前にチョコを口に放り込むという戦略をとりました。

どうでもいいのですが、試験当日の朝に三宮駅で迷子になりました。都民に阪神と阪急の違いが分かるはずがないのです。関西に土地勘がない人は注意しておいて下さいね。あと、山岳部の人以外は、六甲駅から神戸大正門までの道のりを歩こうとは思わないでください。

 

試験内容の詳細

①英語(100)

英語は、TOEICないしTOEFLを事前に提出する形式です。その後、大学側が設けた一定の基準(非公開)により点数化されます。
TOEICに関しては、出願要件が500点以上となっていますが、700点台は欲しいところです。出願日の関係上、7月末のスコアを提出することになるので、神戸大志願者は計画的に対策していくことをお勧めします。
ちなみに、私は、TOEIC680点(360/320)で出願しました。800点スコアラーが多く出願している中で合格したことを考えると、思いの外、英語のスコアでは差はついていなかったのかな?と勝手に思っています。あくまでも、法学部の入試です。英語偏重人間にならないように気をつけて下さい。

個人的には、TOEICの素点×0.1 (端数繰上げ) が得点となっていると考えています。なので、私の場合だと、68/100ですね!

 

②法学 (100)

【設問1】60点(予想配点・以下同様)

「憲法・条約・法律」の優劣を問うてきました。今後再現答案を掲載すると思うので、詳細はそちらを参考にしていただきたいのですが、問題文にピンポイントの参照条文が挙げられていたので、随分と楽でした。また、非常に基礎的な問題なので、差がつきやすい出題とも言えるでしょう。
特筆する点があるとすれば、「条約と法律」の優劣を論述する際に、「予算と法律」の関係性に触れられたことでしょうか。この論点は、司法試験受験生の私にとっては基本的なものでしたが、知らないと反応できません。もっとも、問題文には、ご丁寧にも「何故か」「予算」に関する条文があげられていたので、この論点を暗記していなくても、現場で対応できた合格者もいたのではないかと思います。
厳しいことを言うと、この程度の論点に気付かないようでは、資格試験併願者に差をつけられるといったリスクが生じることになると思うので、来年度以降の受験生には危機感を持って欲しいところです。

【設問2】⑴25点, ⑵15点

刑事手続と民事手続についての出題です。正直、何を書けば良いのか分かりませんでした。しかし、設問に「刑事責任と民事責任の違いに留意しつつ」との指示があったので、両者を比較し、問に答えることを意識して答案を構成しました。

・⑴について
事案のあてはめです。刑法の基本的な処理の流れである「構成要件→違法性阻却事由→責任」に則って書いていきました。もっとも、構成要件該当性のところで議論は終了したので、この基本的な流れさえ知っていれば及第点はついたのではないでしょうか。
何を書いたら良いか分からない出題に対しては、「守る答案」を書くことを意識する良いでしょう。

・⑵について
無過失責任の正当化理由についての出題です。もちろん、そんなものは知りません。
ですので、「被害者の救済」というキーワードを何度も用いて、答案の水増しを行いました。結局、「被害者の救済」以外の内容は書いておらず、「守る答案」の域を出なかったと言えるでしょう。
ちなみに、司法試験だと、もう少しまともなことを書かないといけないと思います。合格者といえども、所詮はそんなものなのです。

【総評】

設問1の配点が高く、かつ、受験生間の差がついた設問であったのではないでしょうか。
手前味噌で恐縮なのですが、法学概論については、自分の力が出せたことを試験終了とともに確信しました。この自信は、次の時限である一般教養のモチベーションへと繋がりました。

③一般教養

【設問1】35点

大学受験を彷彿とさせるような要約問題が出題されました。
難易度は、旧帝大たる名古屋大の編入学試験と同程度でした。さすがは神戸大、といったプライドの高さを感じさせる出題です。著作権の関係上、設問内容の詳細は書けません。なので、考え方を伝えられればと思っています。
まず、この設問は、大きく3つのことを聞いています。まずは、それに気づくことが先決です。あとは、それに対して、丁寧に答えていけば良いのですが、ここで大きな壁が待ち受けています。それは、字数制限です。さらに、ボールペンでの回答であるが故に、書き直しが容易ではありません。90分という試験時間の短さも相まって、正直焦ります。しかし、「要約問題である限り、答えは必ず文中にあるはず」と信じて自分を落ち着かせました。
あと、問いに答えるという姿勢も持ち続けて下さい。これは出題者と対話する試験です。決して自分の意見を一方的に伝える「感想文」を書く試験であるとは思わないで下さい。

【設問2】5点

知識問題「2つのニクソン・ショック」についてです。なんですか…それ?
私は、①金融危機、②安全保障の危難と回答しました!これ、合っていますか?誰か、答えを教えて下さい (泣)。
ちなみに、白紙回答は試験放棄と同義です。分からなくても適当にでっち上げて書きましょう。

【設問3】10点

「防衛計画の大綱」についての説明です。
私は、以前から国家安全保障について興味をもっていたので、ある程度のことは書けました。本当に運に助けられました。

【設問4】50点

一般教養の本丸は、この問題だと思います。
「冷戦終結後から現在に至るまでの日本の安全保障政策の変遷」についての論述問題です。比較的自由に論述できる問題で、かつ、字数制限も400文字と緩和されています。
この問題を一言で表すと、バランスの良い問題です。というのも、素養と問題文からの抽出力、そして構成力及び説得力のいずれの側面をも試されているといえるからです。
ちなみに、名古屋大にも同形式の出題がありました。
本問では、安全保障についての最低限の素養をベースにして、問題文に散りばめられている誘導に乗っかります。この部分に最大の配点があることはいうまでもありません。比較的自由に構成できるはいえ、「型」を守れない学生を欲するわけがありません。素養・分析力の高さを時間内に文書として伝える難しさは相当なものなので、日々練習をしていくことをオススメします。

【総評】

一般教養いう名前を冠りつつも、ほとんど大学入試の国語の問題と同じ形式です。点数開示してみないと何とも言えないのですが、合格したことから鑑みるに、論理破綻は避けられたようです。
神戸大学の募集要項には、
「一般的教養・知識を有し,そのうえで特に,日本語文章の読解・表現及び理論的・数理的な思考に関する優れた能力を有する学生 」
などと立派なことが書いてあるので、何故一般教養が課されているのか、その趣旨を斟酌してみて下さい。

 

勉強方法

まず、私は、司法試験の勉強と並行して編入学試験を受けました。便宜上、並行してとは言ったものの、その比重は司法試験の方に大きく偏っていました。
この点、司法試験は、短答式と論文式に分かれているので、それぞれの対策を行っていました。具体的には、短答式で知識のインプットを、論文式で知識をアウトプットする練習を行っていました。

次に、編入学試験において、最も大切な科目は憲法です。正直、憲法の主要な論点は丸暗記して頂きたいです。これは、いわゆる論証という形式で司法試験業界には知られています。どうやら、教授陣にとって、論証は目の敵みたいな存在であるようなのですが、私が、神戸・名古屋、共に筆記合格をしたことから鑑みると、結局は知識がある者に軍配が上がりやすいのかなと考えています。ですので、気にせず丸暗記してください。実際、私はそうました(憲法に限らないのですが…)。

例えば、平等権について、私が使用している論証です。

理解を伴わない暗記は褒められたものではありませんが、そもそも覚えていないのは論外です。合格に近道はありません。確実に合格したいのであるならば、腹を括って丸暗記してください。
ちなみに、2020年度名古屋大学編入学試験では、平等の問題が出題されました。上記論証の思考回路を丸暗記していた者にとって、有利な試験であったのはいうまでもありません。

参考までに申し上げると、編入学試験を受けた時点では、憲民刑、刑訴法、商法、行政法の基礎学習が終了していました。ですが、商法と行政法に関しては不要であると言い切れます。そして、刑訴法・民訴法は体系本を流し読みする程度で十分です。また、刑法・民法に関しては、総論部分は理解しておくと安心です。最後に、何よりも大切なのは憲法です。難関国立大を目指す受験生ならば、主要論点の流れを丸暗記するくらいの覚悟は見せて欲しいものです!

使用教材

メインとしては某塾の教材を使用していました。リークエや呉基礎本を使用していたのですが、それ以外の基礎本は使用していません。したがって、みんなが大好きな、芦部憲法や基本刑法は読んでいません!
受験界の格言の一つに「教材の浮気はするな」という言葉があります。いい言葉ですね〜!自分の選んだ教材を最後まで使用することは大切なことだと思います。
ちなみに、私が憲法で使用した教材は、某塾講師が執筆した予備校本1冊のみです。

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【番外編】名古屋大学について

皆さんお察しの通り、私は名古屋大学法学部も受験しております。受験理由は単純です。

「新幹線のグリーン車に乗りたかったから!!」


制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ

はい、アホですね。冗談かと思いきや、半分くらいは本当です。
志望理由書を「型を守りつつ」でっち上げ、記念受験のつもりで出願しました。
ですが、実際に新幹線のチケットを取ったのは、受験日の前日です。それまでは、本気で敬遠するつもりでした。というのも、関西圏の受験を終えてから、名大の受験までは中2日というタイトな日程になっており、身体的・精神的にも疲れ切っていた私には、名古屋大を受ける気力が残っていなかったからです。
しかし、憔悴して判断力が落ち、また、これ以上失うものがないアホは「新幹線のグリーン車に乗れる!」という理由だけで受験する気になれるのです。

試験場に着いたのはよかったものの、第1科目の英語はボロボロ…辞書持ち込み可だったので幾分かはマシでしたが、途中答案という壊滅具合でした。「やっちゃったZE☆!」みたいなメンタリティーで、第2科目の小論文も受験しました。ここまでくると、もはや失うものは何もありません。オメオメと帰るのも癪だったので、せっかくだから一矢報いてやろう、みたいな気持ちになったのを覚えています。
ここで、貴重な体験をしました。それは、体力面・精神面で非常に厳しい状態であったにもかかわらず、問題を解いているのが楽しかったという体験です。あの感覚は表現し難いのですが、生涯の宝です。たとえ100万円を払っても容易には得られるものではありません。

結果として、2次試験の口述試験(面接)で不合格になってしました。落ちた理由を挙げればキリが無いのですが、個人的には、筆記試験で1位を取れなかったことにあると解釈しています。
名古屋大学を受験したことによって、学問の本質、そして逃げずに立ち向かうことの大切さを学ぶことができました。この感覚を味わせてくれた名古屋大の教授陣には、感謝の気持ちしかありません。この場を借りてお礼を申し上げます。
名古屋大受験の詳細はまた別の機会に書くとします…

過去問について

ここでは、情報的・経済的弱者の方々を元気付ける目線で過去問の有用性について触れたいと思います。財力がある人は、志望大学等の過去問をかき集めて対策をして下さい。それが最も効率的であるということは否定できません。
私は、過去問を一切解いていません!眺めただけです。手元にはあったものの、自分の意思で一切解きませんでした。

そもそも、編入学に関しては、情報収集こそは行っていたものの、事実上のノー勉です。ですので、過去問対策が合格の必要条件とまではいえないのだと思います。結局のところ、圧倒的な勉強量の前には、効率主義を貫徹してしまった受験生など敵ではないのです。

ここからは根拠もなく、かつ、かなーーり穿った見方になるのですが、過去問商法は金になります。というのも、過去問を入手している人は限りなく少なく、かつ、一般論として、受験においては過去問対策が合格の近道であると信じられているからです。ただでさえ情報の少ない編入学業界においては、過去問の必要性を誇張して、それを得られない受験生の不安を煽る行為が横行しやすくなっています。そして、自主性の乏しい人間の目には、勉強効率を高める過去問というツールは光輝く金塊のように映ることでしょう。
もちろん、過去問の有用性について、否定はしません。また、利用するに越したことはありません。
ですが、普遍的な力である構成力等を身につけるための、過去問に代替し得る教材はいくらでもあります。志望大学の国語の赤本を解くのも一つでしょう。(個人的には、東大がオススメなのですが…)
そもそも、編入学試験は運要素が大きく反映されてきます。さらに、点数配分すらも公開していない大学もあるくらいです(名大法)。

確かに、過去問を対策することで傾向慣れするのは大切ですが、あくまでも将来における出題を予測するに過ぎず、過大評価すべきものではありません。そして、当該大学が出題傾向を急に変更してきたら全てが水の泡になってしまうのです。未来という誰にも分からないものに依存しすぎることは禁物です。
したがって、普遍的な能力を養うことを最も優先すべきと考えます。

【前書き】でも述べた通り、過去問に対する上記の考え方には、私の編入学試験に対するスタンスの違いが表れていることかと思います。しかしながら、せっかくなので厳しいことを言わせて下さい。
編入学試験において必要とされている知識量は決して多くはありません。それにもかかわらず、中途半端に効率を求めてしまう姿勢には違和感を禁じ得ません。もちろん、最終的には合格した者が勝者です。しかし、そんな姿勢が蔓延っているようでは、いずれ資格試験併願者が合格枠を食い荒らしていく時代も遠くはないと思います。肝に銘じておいて下さい。
話が紆余曲折しましたが、ここで私が伝えたいことは、「自主性」の大切さです。例え遠回りだとしても、自分で、真剣に考えたやり方・努力が無駄になることは “決して” ありません!断言します。

とまぁ、散々過去問偏重主義をディスった上で、実際に私の行った過去問 “分析” を紹介します。
名大の小論文の題材は、隔年毎に、政治学と法学とが入れ替わっていました。ですので、2020年度は法学から出題されるだろうと山を張りました。案の定、法学からの出題でした…来年は知りません!以上!

後に確認したのですが、名大の編入試験の小論文は、大学受験の国語(?)の試験と、題材・出題形式が非常に似ております。もしかしたら、そちらで傾向 “対策” をする実益があるかもしれないです。
神戸大学に関しては何もしていません。解答用紙の形式くらいは確認しておくべきだった、と試験中に反省したのを覚えています(ポジショントーク)。一応、天皇制に関する論点から出題されるだろうか、と山を張ったのですが、綺麗に外れました。一般教養も、前述した通り、安全保障に関する出題でした。これを当てるのはムリですね。

 

アドバイス

この体験記を読んでくださっている方の多くは、少しでも多くの情報を集めようと、また、効率良い勉強法などを求めていることかと思います。ですが、私は、司法試験の勉強をメインで行っていたので、効率云々というよりかは、むしろ知識でゴリ押しした感は否めません。
しかし、知識偏重型の人間が必ずしも合格をするとはいい切れないと思います。こと、法学部の編入学試験に関しては、分析力や構成力がより重視されます。

まず、問題文の分析力は、様々な事案を読み込むのに必要な力となります。
これを養うには、日々考えて行動していくことが大切です。それを繰り返すことで、自分なりの”コツ”が掴めてくると思います。確かに、先天的な能力の有無も否定できませんが、感覚的に「ここが大切だ」と反応できることが大切なのかなと思います。

次に、構成力は、文書で相手に伝えるために必要な力です。素晴らしい分析力を有していたとしても、採点官にアピールできなければ、不合格です。
この点、学習を進めていくにつれて「法的三段論法」の重要性を指導されることかと思います。具体的には、「規範を定立→事案にあてはめ→結論を導く」といった基本的な流れを叩き込まれることになるでしょう。難しく思えるかもしれませんが、「刑法199条を(条文・規範) 、殺人犯に適用して (あてはめ)、死刑にする(結論)」という単純な話にすぎません。そして、この流れさえ守っておけば何とかなることが多いです。実際、私が、事実上のノー勉で、神戸大学、名古屋大学の筆記試験に合格した最大の理由は、答案としての形式を一貫し続けたことにあると思っています。

まとめると、上記で度々述べたように、答案として最低限の形式を維持した「守る答案」を起案することを心がける点が大切なのです。

知識や分析力・構成力をバランス良く身につけなければならないところに編入学試験の難しさがあります。そして、これを独学で身につけることは大変難しい作業です。ですので、自分の書いた答案を採点してもらったり、そして自分の勉強法を確認・修正してもらったりする趣旨で、予備校等を使用することは大変有益なことです。結局は金か…と書いていて忸怩たる思いなのですが、資本主義社会なので仕方ないことです。
何にせよ、置かれている状況は人によって違うので、自発的に動くことが不可欠であるということを忘れないで下さい(丸投げ)。

 

大切なもの

編入学試験に限らず、困難な物事に立ち向かうためには、必ず代償を払わないといけません。ですが、最後まで支払うべきではない大切なものがあります。
それは「居場所ーHome」です。家族・友人・恋人…何でもよいのです。行くべき道をを見失ったとき、自分を連れ戻してくれる存在は不可欠なのです。
私には、とある事情から、「居場所」がありません…物心ついたときから孤独感との戦いでした。だからこそ、皆さんには「居場所」を大切にして欲しいと思うのです。

最後に

編入試験は何故存在するのでしょうか?
この答えの一つは、様々な背景を持った人間にチャンスを与えることであると思っています。

私は、決して「天才」ではありません。中学受験及び大学受験に至っては二度も全滅し、英語もロクに読めないことから分かるように、「普通」のことすらできない「アホ」です。
ですが、私の強みは「常に考えることができる」という点にあります。「普通」ではないが故に、そうせざるを得なかったし、また、「疑うことが是である」と信じて前に進んできたからこそ、暗闇の中からでも、多くの屈辱を味わいながらも、結果として神戸大学への進学が叶ったのだと思っています。
編入学を志望理由など不純なもので良いのです。自分の信ずる道を歩み続けた者に微笑む試験こそが編入学試験であり、そうであり続けて欲しいと願うばかりです。

最後にディズニーのキャストをやっていた頃から好きな言葉を送ります。

「どんな夢も願いから始まるの…強く願えば夢はきっと叶うのです!」

あなたの真の夢を、恐れずに願ってみて下さい!きっと光が見えてくることでしょう!
関西の地から応援しています!

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